今朝早く、外部メディアからRyzen 7 9800 X3DのCinebench R23スコアが発表されました。この結果は、前身であるRyzen 7 7800 X3Dと比較して、多コア性能が30%も大幅に向上していることを示しています。

CodeCommandoが提供する情報として、Ryzen 9000 X3Dシリーズの2つのスコアが報告されました。この8コアモデル、通称Ryzen 7 9800 X3Dは、Cinebench R23でシングルコアスコア2145点、そして印象的なマルチコアスコア23315点を獲得しました。

こちらはFastTechによるRyzen 7 7800 X3Dのスクリーンショットです。このテストではPBO電力制限のロック解除を使用しましたが、熱蓄積のためすぐに95度の温度限界に達し、結果として多コアスコアは17618点にとどまりました。

Ryzen 7 9800 X3Dのシングルコア性能は前世代より21%向上し、マルチコア性能は32%向上しました。

この改善にはZen 5アーキテクチャによる10%のIPC向上は含まれていませんが、Ryzen 7 9800 X3Dの全てのコアがフル稼働した際の性能は、Ryzen 7 7800 X3Dより約20%高く、クロック周波数は約5.7 GHzと推定されています。

既に優れたゲーム性能を持つRyzen 7 7800 X3Dですが、その低い周波数でも非常に良好です。このため、Ryzen 7 9800 X3Dのゲーム性能は非常に期待が持てるとされており、周波数の20%の向上とZen 5アーキテクチャの進化が、更なる魅力を加えています！