昨日、ネット上でGeForce RTX 5090のPCBがリークされ、そのGPUチップの面積が非常に大きいことが確認されました。このPCBには、16個のGDDR7メモリモジュールが「5452」パターンで配置されています。これにより、理論上は32GB、48GB、または64GBのメモリ容量が可能です。また、PCBにNVIDIAのロゴがないことから、これはFounders Editionのデザインではなく、パートナーメーカーによる設計の可能性が示唆されています。

TechPowerUpによると、Blackwellアーキテクチャに基づいた最大のゲームGPUであるGB202チップの初の実物画像がオンラインに登場し、以前にリークされたPCBレイアウトが事実上確認されました。このチップのASICコードは「GB202-300-A1」と記されており、GeForce RTX 5090では全てのCUDAコアが有効になっていない可能性があります。通常、NVIDIAは全CUDAコアが完全に動作している場合、「450」のサフィックスを使用します。

GB202チップを取り囲むGDDR7メモリモジュールの詳細も明らかになりました。これにより、チップのパッケージサイズやピン数に加えて、GeForce RTX 5090が512ビットのメモリバス幅と32GBのメモリ容量を備えていることが確認されます。このセットアップにより、GDDR7のデータレートが28Gbpsとなり、理論的なメモリ帯域幅は1,792GB/秒に達します。さらに、このカードは16ピンの単一12V—2×6コネクタを備えた24相電源を使用し、消費電力は500Wから550Wの範囲で予想されます。

NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンセン・フアン氏は、CES 2025の前夜に基調講演を行う予定です。このプレゼンテーションは2025年1月6日18:30（太平洋時間）（2025年1月7日10:30 GMT）に開催され、Blackwellアーキテクチャに基づいた次世代GeForce RTX 50シリーズのゲームグラフィックスカードが紹介されます。