最新のGeekbaseベンチマークテストによると、インテルが発売するCore Ultra 9 285Kフラッグシッププロセッサのマルチコア性能は、AMD Ryzen 9 9950Xより14%高速です。

テストにはASUS ROG Maximus Z890 APEXマザーボードを使用し、48GBのDDR5-7200 RAM（デュアルチャネル）を搭載しています。このマザーボードは、新しいLGA1851スロットをサポートするために設計されており、Z790 APEXの後継モデルです。

Geekbenchの評価では、Core Ultra 9 285Kはシングルコア性能で3420点、マルチコア性能で印象的な23,376点を獲得しました。

インテルのプロセッサは、AMD Ryzen 9 9950Xと比較してシングルコア性能で2%、マルチコア性能で14%リードしています。さらに、自社の前モデルであるCore i9-14900Kと比較しても、11〜12%の性能向上が見られます。

Core Ultra 9 285Kは8つの高性能コア（Pコア）と16個の高効率コア（Eコア）を含む24個のコアを持ち、24スレッドをサポートしています。基本クロック周波数は3.7GHzで、最高5.7GHzまで向上します。

プロセッサは、36MBのL3キャッシュをさらに搭載し、熱設計電力（TDP）は125W（PL1）です。

基準スコアは、特定のテスト条件におけるプロセッサの性能を表すものです。実際の性能は、システム構成、冷却ソリューション、ソフトウェアの最適化などによって異なる可能性があります。

Core Ultra 9 285KとASUS ROG Maximus Z890 APEXマザーボードはいずれも10月に発売予定で、多くの期待が寄せられています。